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新しいオーバーホールプラン開始!

以前は純正でオーバーサイズピストン(0.25mm、0.5mmオーバーサイズ)が製造されていた為
オーバーホールはシリンダーブロックをボーリングし再利用で行うことがスタンダードでした!

約5年前より純正のオーバーサイズピストンの製造を廃止したメーカー。。。
当時メーカーに確認すると「製品上の問題で」と回答いただいたことを今でも思い出します!
ノーマルサイズは製造するのに「製品上の問題」ってなんじゃい!! と

諸説いろいろありますが0.25mm・0.5mm共に軽自動車枠の660CCを超えてしまうことが
原因だったようで今後の再販は恐らくないだろうと思われます。
それ以後は純正の新品ブロックをご購入いただいてオーバーホールを行ってきましたが
従来に比べコスト面でのユーザー様負担が多くオーバーホールまでの道のりがさらに険しくなりました。

ピストンリングのみ交換するオーバーホールは費用対効果が見込めず直にオイル消費が復活する
ケースが非常に多いため弊社では極力ご説明し執り行わないようにすすめて参りました。

降ろしたエンジンを測定すると。。。
(ダイヤルゲージ数値イメージです←撮影優先の為良いショットが撮れていませんでした^^;)
NCM_1253.jpg

シリンダーブロック内径
標準値 66.00 ~ 66.02mm
限度値 66.07mm
に対して大概が66.04 ~ 66.07mmと拡張していて^^;;

これに対して
ピストンとシリンダーブロックの隙間
標準値 0.02~0.04mm
限度値 0.08mm
純正新品のノーマルサイズピストンの弊社過去平均測定値が65.98mm

を計算すると
66.04mm(ボア測定値が良い数値のブロック)- 65.98mm = 0.06mm
確かに限度値 0.08mm以内ではありますが。。。
この状態でピストンリングを新品にすれば少しの間は張りがあるリングのお蔭でオイル消費も
治まるのですが。。。
このクリアランスが大きいほどオイル消費が発生するまでの期間が短くなるんです!
それも 計測上数値の良い66.04mmのブロックを使用してですよ!!!
エンジンオーバーホールする一番の理由がオイル消費ですので状態の良いブロックでの交換ケースは
本当に少ないんです^^;;

工賃や納期が一緒ならば延命できるようにしたいと思うのがユーザー心理ですよね!
今まではシリンダーブロック交換でここのクリアランスを0.025mm前後で収めることで
理想のクリアランスのエンジンを提供して参りました!

つづく^^
プロフィール

bodyshopkamimura

Author:bodyshopkamimura
BODY SHOP KAMIMURAがホンダの町「小川町」で悪戦苦労する毎日の小さな事柄を綴っていきます!
更新が精いっぱいでコメントまで手が回りませんので、ご質問等は直接メールにてお願いいたします^^

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